2026年春本格始動!!札幌ひとづくりカレッジ

お知らせ

ビジネスゼミナール 第2回「レクチャ・ワークショップ」で、効果的な自社PRのコツを学ぶ

 5月28日(水)、北海学園大学豊平キャンパスにて、札幌ひとづくりカレッジ(以下、ひとカレ)ビジネスゼミナール「採用マーケティングコース(=北海学園大学「ビジネスデザイン実践講座」)」の第2回講義が行われました。講義には、ひとカレ会員企業より、12社21名が参加しました。

 初めに、北海学園大学 経営学部・佐藤大輔(さとう だいすけ)教授より、第1回講義の復習レクチャがありました。その後、就活生の志望要件となる会社の魅力は、「価値」レベルと「意味」レベルに分類でき、それぞれの理解を促すには、「証拠」で合理的に説明することと、「ストーリー仕立て」で共感を生む説明をすることがポイントであると解説しました。また、採用マーケティングを学ぶ副次的なメリットとして、採用のみならず、内定辞退や早期離職防止、入社後の定着率を高める効果も期待できる背景が語られました。

 続いて、ワークショップを行いました。受講者は、事前課題であった「自社事業」ならびに「職場」それぞれの魅力を、価値・意味レベルで列挙した資料を用いて、レクチャ内容を基に、より就活生に伝わる内容へと資料をブラッシュアップしました。その後、代表して2社から発表いただきました。佐藤教授は、自社を表現する際に「ゴールを1点に定める」ことが大切であると総括し、社会人向けの2回にわたる講義を締めくくりました。

 次回は、学生との初顔合わせです。チームを組む学生たちは、一足早く4月から本講座を受講しています。社会人に先駆けて、担当する企業の魅力を意味・価値レベルで考え、分析を進めています。社会人受講生と共に、活発な意見交換が期待されます。