第1回「学びテラス札幌」は、ビジネスゼミナール(採用マーケティングコース)の受講生同士の交流会
8月6日(水)、札幌ひとづくりカレッジ(以下、ひとカレ)ビジネスゼミナール「採用マーケティングコース(=北海学園大学「ビジネスデザイン実践講座」)」の受講生を対象に、これまでの活動を振り返る交流会が、北海道新聞社ビル1階「DO-BOX EAST」にて行われました。ひとカレ会員企業12社21名に加え、大学生23名(※昨年度同講座受講生を含む)が参加しました。
交流会では、学生が執筆したnote記事をポスターセッション形式で情報公開した他、2日間に亘り実施した「成果発表会」における企業プレゼンの評価を振り返りました。また、懇親会も併催し、食事をしながら他チームの受講生と和やかに談話する様子が見られました。
※成果発表会の内容やnote記事はこちら(1回目/2回目)をご確認ください。
初めに、本講座の担当教員である、北海学園大学 経営学部 佐藤大輔 教授から、各企業のプレゼンテーションに対する、学生のアンケート結果について結果報告がありました。仕事の経験値がない学生にとっては、事業内容の魅力以上に、職場環境(所属するコミュニティ)の魅力が響く傾向にあったことが触れられました。
アンケート結果も踏まえて、自社の魅力を訴求するポイントをおさらいすると共に、採用マーケティングという学びが採用のみならず、内定辞退や早期離職防止・定着率向上に資する点を改めて強調されました。

続いて、各チームのnote記事を使ったポスターセッションを行いました。まずは、学生側が自チームの記事についてポスター前で解説を行い、社会人側は自由に他チームの記事を見て回りました。記事の読者は、優れている点や印象に残った点などを付箋に書き込み、ポスター上に貼り付けていきました。時間制で、学生・社会人の役割も交代して、自チーム以外の受講者同士で活発な対話を図る機会となりました。


最後に、各チームの成果物(=プレゼン発表/note記事)に対する全体講評と、最も評価の高かったチームの表彰を行いました。学生note記事部門の最優秀賞は「㈱井上技研チーム」が、企業・団体プレゼンテーション部門の最優秀賞は「㈱キムラチーム」が受賞しました。


学生note記事部門では、外部審査員として賞の選出を行った、㈱道新アクセス 専務取締役 竹石孝 氏から全体講評を頂きました。竹石専務からは、「採用サイトをはじめ広報物も多様化する中で、新たな発見や気付きのある記事を選出した。今回の講座の学びを、今後も大いに活用してほしい」とコメントがありました。一方、受賞チームの学生からは、「企業に何度も足を運び、動画制作にも挑戦したことで素敵な記事に仕上がった。受賞できて嬉しい」との声がありました。
企業・団体プレゼンテーション部門では、担当教員の佐藤教授ならびに、北海学園大学 経営学部 中村暁子 准教授より全体講評を頂きました。佐藤教授からは、「本講座を通じて掴んでいただいた、学生の反応や雰囲気といった非言語的な情報を含め、自社の魅力訴求を今後も考え続けてほしい」とエールが送られ、中村准教授からは、「どのチームも完成度の高いアウトプットであった。半期に亘る講座受講、大変お疲れ様でした」と労いの言葉がありました。一方、受賞チームの企業からは、「これからの採用活動における自信が付いた。励みになる」と喜びの声が上がりました。
その後の懇親会では、立食形式でチームを問わず、学生と社会人が一緒になって、ざっくばらんに意見交換をする様子が見られました。


ひとカレ・ビジネスゼミナールは、テーマを変えて秋口(9月~)開講予定です。リカレント教育に関心のある企業の皆さまのご参加をお待ちしています。詳細は、ご案内ページをご確認ください。