2026年度11月5日終日開講 札幌ひとづくりカレッジ授業「採用マーケティング」コース(一日完結型)


【人材確保・採用コース】
「採用マーケティング」を学び、自社の採用活動改善を目指します。
人口減少下において、人材確保難は根本的な解決が難しい問題です。こうした状況で成功裏に採用を進められるかは、採用活動において、他社に対する競争優位を獲得できるかにかかっています。
このコースでは、自社で働くことを「商品」に見立て、それを「顧客」に当たる学生などの若年層就業希望者に効果的に訴求し、買ってもらえるか(就職してもらえるか)を考える「採用マーケティング」の考え方と方法を学びます。





2026年10月23日(金)
※参加申し込みが5名に満たない場合は開講いたしません。あらかじめご了承ください。

採用には大きく次の3つの壁があります。①インターンシップや採用活動で自社を志望してもらえるか、②内々定を出してから入社するまでの間、内定辞退を避けられるか、③入社後の早期離職を避け、定着やエンゲージメントにつなげられるか。
どの壁においても重要なのは、就活生が本当に自社の組織や事業内容の魅力を理解・納得し、主体的に自社を選んでいるかです。授業では。こうした就活生へのアプローチを「採用マーケティング」として学び、その活用方法を実践的に習得してきます。


マーケティングの考え方に基づく採用活動の方法についてレクチャー(授業)を行います。マーケティング的な思考がどのようなものかを理解することを目指します。

マーケティング的思考の定着を目指したワークショップ。商品や売りたいものの魅力を効果的に伝える方法を学びます。まずは自社商品を例に挙げて、その魅力をどう表現し、どう伝えれば良いのかを考えます。

自社の仕事(事業)の魅力を価値レベルと意味レベルに分けて考えます。自社事業がいかに良い取り組みで正しいことなのか(価値レベル)を説明するだけでなく、それを自分自身がどう好きなのか(意味レベル)を共感させる方法を考えます。

「自社で働くこと」を商品に見立てて、それをいかに顧客(就業希望者)に訴求するかを考えるのが採用マーケティングの核心です。価値レベルと意味レベルの魅力を考えながら、実際にどうすれば自分たちの職場を理解してもらえるかを考えていきます。

どんなに理屈上すばらしいプレゼンを作っても、実際に対象となる就活生に響く内容でなければ意味がありません。そこで、実際に学生を審査員に招き、これまで作ってきた自社の魅力を発信するプレゼンを評価してもらいます。いわば、模擬的な合同説明会です。


講師によるレクチャー(授業)とワークショップ(グループまたは参加者間の交流をベースとする対話やディスカッション)のハイブリッド形式で進みます。授業の最後には大学生を対象にプレゼンを行うほか、大学生との交流や意見交換の機会も作ります。


佐藤 大輔(北海学園大学 経営学部 教授)
組織理論、マネジメント、マーケティングが専門。神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了。博士(経営学)。大学では「経営管理Ⅰ・Ⅱ(学部)」「経営管理論(大学院)」担当。企業や地域などとの課題解決型プロジェクトのほか、学生による起業プログラムなども展開。学術的な知見をもってビジネスに取り組める人材の育成に力を入れる。近著に「ビジネスにも日常にも役立つ 人を動かす経営学(ナツメ社刊)」、「道新就活講座」監修、「北海道の業界地図(北海道新聞社刊)」制作協力など。

現在、北海道の各地域や企業・団体は、多くの課題を抱えています。課題解決には、優れた人材(中核人材)の育成が不可欠です。2026年春に設立された「札幌ひとづくりカレッジ」では、中核人材の育成と輩出を目的に、授業やプロジェクトを通じて、社会人や研究者・学生が学びあう「実践と学びのコミュニティ」を創り、「オープンイノベーションのプラットフォーム」となることを目指します。

