2026年春本格始動!!札幌ひとづくりカレッジ

お知らせ

ビジネスゼミナール「採用マーケティングコース」が開講!

 5月21日(水)、北海学園大学豊平キャンパスにて、札幌ひとづくりカレッジ(以下、ひとカレ)ビジネスゼミナール「採用マーケティングコース(=北海学園大学「ビジネスデザイン実践講座」)」の第1回講義が行われました。講義には、ひとカレ会員企業より、12社23名が参加しました。本講座では、企業と大学(教員・学生)が、採用マーケティングの理論を応用して、会員企業の魅力を就活生へどのように訴求するかを共に学びます。

 冒頭に受講企業を紹介後、北海学園大学 経営学部・佐藤大輔(さとう だいすけ)教授から、本講座の狙いと概要について説明がありました。講座のゴールとして、受講する社会人は、就活生へ自社の魅力を訴求する「プレゼンテーション」を、学生は同じテーマで「note記事」を作成します。佐藤教授は受講者に向けて「学生と一緒に、経営学を実際のビジネスに応用する学びを体感してほしい」と呼び掛けました。

 続いて、「新規学卒者に向けた採用マーケティング」をテーマに講義がありました。昨今の大学生が就職先を選ぶ際に重視するポイントを紐解き、就活生に響く企業紹介の在り方を解説しました。その上で、実際に自社事業の魅力を考えるワークショップを行い、代表して2社から発表いただきました。発表者からは、「マーケティング的思考から、自社の魅力を改めて見直す作業は、なかなか難しかった」との声がありました。

 次回は、学生との顔合わせ(6月4日予定)の際に使用する、スライド資料(=自社の主な「事業」と「自社で働くこと」の魅力を紹介)のたたき台を各社に持参いただき、内容のブラッシュアップを図ります。
 今後、約3カ月にわたって、学生と社会人が一緒にチームを組み、「採用」という共通のテーマで課題解決を図ります。それぞれの視点を持ち寄り、互いに成長することで、地域の活力となる優秀な人材を育みます。