2026年春リカレント教育プログラム 第2回「人材確保・採用」コース
採用マーケティングの方法
5月14日(木)、北海学園大学豊平キャンパスにて、札幌ひとづくりカレッジ(以下、「ひとカレ」)リカレント教育プログラム「人材確保・採用」コースの第2回講義が行われました。講義にはひとカレ会員企業より、5社7名が参加しました。
冒頭に、北海学園大学経営学部・佐藤大輔(さとう だいすけ)教授より、第1回講義の振り返りの後、今回のテーマ「『 採用マーケティング』の方法」について講義が行われました。
まず、人材の「採用」に重きを置いた訴求は、結果として内定辞退や早期離職につながるとの指摘がありました。「人を採る」ことに力点を置いた訴求は、求職者が会社の「価値」を感じることなく、会社で働く意義を見出せず、結果、内定辞退や早期離職につながる傾向にあります。採用の方法が、人材の定着率を大きく左右することから、求職者に自社への理解を促し、納得して入社してもらうことが重要です。
その後、佐藤教授からは、求職者が「価値=良し悪し」と「意味=好き嫌い」で就職先を判断するとの話がありました。具体的には、客観的な条件で合理的なメリット(例:勤務地が地元、休暇が多い)で判断する「価値」と、主観的な条件で共感できるか否かで判断する「意味」のパターンがあります。

後半のグループワークでは、「自社に就職する『価値』と『意味』」を考えました。受講者からは、価値の要素が多く挙げられましたが、「『意味』を見出すのは難しい」と声がありました。佐藤先生からは、「求職者に対する『価値』の訴求では、比較対象を挙げることが、他社との差別化につながる」と説明がありました。

▲ ワークショップの様子
まとめとして、佐藤先生から「採用マーケティング」における求職者に訴求する要素について話がありました。各企業とも、職場の魅力や事業の魅力を、「価値」と「意味」に分けて考え、それぞれの要素を求職者に伝えるのが重要になります。
次回の講義では、自社の「価値」訴求について学びます。受講者には、課題として、事前に「自社の職場や事業に関する価値レベルの魅力」を考えてもらいます。課題については、第5回講義にて、本授業を聴講する大学生に向けて発表することになっています。

